越前和紙に描く日本画の魅力
竹澤弘之画伯紹介
福井県永平寺町に生まれ、小学生のときに福井市に移り成長。職を得たのち福井県の公開講座で日本画と出会い、岩石から作られるキラキラと美しい岩絵の具と、そこから生まれる日本画のマットな質感に魅了される。
東日本大震災が起きた平成23年(2011)年、生きる意味を考え初出品した再興第96回院展において、「雨後」が入選し、その後も入選を続ける。世界の美しさは、誰もが気付くきらびやかな所だけでなく、身近なところにもあると確信し、その美しい世界を描く。
日本美術院院友。日本画グループ沙久羅会代表、福井県美展日本画部門長などを務める。
越前和紙を代表する美術紙である雲肌麻紙に、岩絵の具などで描く。