越前和紙と現代の浮世絵
江戸時代に生まれた「浮世絵」は、現在、日本を代表とする美術として、世界中の人々に親しまれています。その浮世絵が、木版画を主な表現手段として選んだことで、一枚の原画から何百枚上の複製を流通させ、多くの人々に愛されてきました。
今回の展示では、現代の世相の一つとも言える劇画やアニメのキャラクターたちが主役の浮世絵木版画作品を展示いたします。使用されている和紙は、当代随一の木版画用紙とされる岩野市兵衛氏の「越前生漉奉書」です。
また会場では、千社札や扇子、手ぬぐいなど、関連グッズの販売も行います。
同時開催 神と紙遊び展