越前和紙と版画用紙
越前和紙は国の重要無形文化財に指定されている「越前鳥の子紙」の研修施設が今年3月に完成し、今後の技術向上に併せて新たな市場の開拓も課題となっています。多種類の和紙を生産する越前は、版画用に漉かれる和紙も多種多様であり、銅版画に使用される紙は厚く、木目が細かく、滑らかであることが求められ、越前で作られる雁皮紙や局紙が好評を得てきました。
それにともない、今回は銅版画(エッチングなど)の作品も触れていただきたいと展示会を企画し、海外でも高い評価を得ておられる版画家、中林忠良氏、野田哲也氏、故吉田堅治氏の3名の作品展を開催する機会に恵まれました。オープニングでは中林忠良氏、野田哲也氏、故吉田堅治氏ご息女を交えたトークセッションも予定しております。
【イベントご案内】
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展示作家オープニングトークセッション
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中林忠良氏、野田哲也氏、故吉田堅治氏ご息女を交えたトークセッションを開催。
日 時:2025年6月1日(日)13:30〜
会 場:越前和紙の里 卯立の工芸館
定 員:50名(お電話で要予約)
TEL:0778-42-0016
参加費:無料。(入館料別途必要。)
入館料:大人300円。高校生以下無料。