12ヵ国28名のアーティストが制作した水性木版画の展覧会
一般社団法人 産業人文学研究所が水性木版画の海外普及活動を目的とし、2011年に設立した国際木版画ラボ(MI-LAB)。水性木版画は日本の歴史と文化に根差しているとともに、現代アートへの応用でも大きな可能性を秘めています。
MI-LABでは、主に海外のアーティストが水性木版画の歴史や技法を学ぶことができます。
35日間の滞在型研修が年間5回開催され、1回の定員は6名。
水性木版版画の海外普及を目指す中で、アーティストが和紙について継続的に学ぶ仕組みの確保が課題だった中、福井県和紙工業協同組合との連携が生まれ、昨年アーティスト・イン・レジデンスのスタジオを越前市に移転。和紙をつくる職人と和紙を使うアーティストが直接対話する場が生まれました。
本展では、アーティスト・イン・レジデンスに参加された12ヵ国28名のアーティストが制作した水性木版画の作品を展示いたします。
アーティストらが自然素材を用いて、各自の文化的背景を反映させながら、独自のテーマと視点で創り上げた作品をぜひともご覧くださいませ。