CONTEMPORARY MOKUHANGA EXHIBITION
木版画の制作に欠かせない良質な和紙の生産地である越前で、現代の木版画作品を紹介する展覧会を開催いたします。
木版画は、日本ではとても馴染み深い芸術作品のひとつです。江戸時代、浮世絵でひとつの到達点に至った日本の木版画。その表現は伝統と革新と共にさらなる発展をとげ、現代美術の世界においても大きな存在感を示しています。
現在、日本の木版画はその表現の奥深さ、豊かさ、また水性木版画の制作工程の無毒性という点においても世界中から注目され、MOKUHANGAとして広く知られるようになりました。
本展では、木版画を主な表現手段として国際的に活躍する現代アーティスト7名の作品を中心にご紹介致します。
また、水性木版画の技術・道具・材料、その技術に関係する幅広い知識を国際的に普及してきた国際木版画ラボ(Mokuhanga Innovation Laboratory、通称 MI-LAB)でのアーティストインレジデンスで制作された海外の作家たちによる木版画作品もご覧いただけます。
多種多様な現代木版画の世界をどうぞお楽しみください。
※前期後期で一部作品の展示替えがございます。
【出品作家】おさのなおこ 小林桐美 瀧千尋 田村洋子 ツツミアスカ 濵田路子 湯浅克俊 他
主催:越前和紙の里 卯立の工芸館
企画:国際木版画ラボ(MI-LAB)