古文書から見る和紙の里の支配者たち [※開催終了]

開催期間
2023年01月25日(水) ~ 2023年03月06日(月)
午前9:30〜午後5:00(入館は午後4:30まで)
※火曜日休館
開催場所
越前和紙の里 紙の文化博物館 2階展示室
利用料金
大人200円(15名以上の団体150円)
※高校生以下無料・障がい者手帳をお持ちの方は半額
※卯立の工芸館との共通料金

史料から見る支配者たちの保護と越前五箇の歴史

 越前五箇は古くから紙漉きの里として時の権力者たちの庇護(ひご)を受け、特権を与えられていました。当時紙は大変貴重なものであり、権力者たちにとって上質な紙の確保はなによりも優先すべきことでした。朝倉氏、府中三人衆、結城秀康など名だたる武将たちは当時の紙座(和紙の生産・流通を扱う業者)に独占的な特権を認め、奉書紙を確保したことが資料よりうかがうことができます。
 今回は、大瀧神社文書、三田村家文書などの古文書資料の紹介を中心に、越前五箇の歴史を展示します。